うがー、バカしかおらんのか(怒)
例によって今しがたのテレビ東京モーニングサテライトジャーナル。
コメンテーターとして出てるバカ女が、日銀の主張である「消費者物価0〜2%に対する理解」と菅大臣の主張した「消費者物価1%程度を目標に」という意見の相違について、「同じことを言ってますよね」とまとめやがったよ。その後もっとヤバイことを言ってたような気がするけど覚えてない。
そもそも、日本が採用している消費者物価指数CPIの計算でははもともと1%の上方バイアスが出る、しかも日本のCPIは欧米標準である生鮮食料とエネルギー*1を除いた値ではなく生鮮食料のみを除いているという変則的な指数だということ(これをコアCPIと言う)*2を無視しているということが大問題だってこと、きちんと押さえないと意味無いだろーが、うががが。
以上から、日本では1%どころか2%近い上方バイアスがあるって言われておりまして、つまり1%プラスでもまだデフレ、2%でも殆ど利下げ余裕が無いって話になるんですよ。事実、インフレ判断の精度として信頼性の高い*3GDPデフレーターは1995年以降ずーっとマイナスです。つまりずーっとデフレなんです。
で、日銀が言う「消費者物価0〜2%に対する理解」ってのは、別にその値に収めなくてはいけないという意味ではないってこと。つまり、デフレであっても日銀に責任は無いってことなんです。
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