2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

こりもせずダリ回顧展の感想でも

ダリは臓物系だね。 マグリットやキリコがどちらかというと無機質な感じであるのに対し、ダリは肉体や食欲、苦痛、憎しみ、性欲というものを真正面から見据え絵として昇華させているのだと思う。 デ・キリコ展には余り人が集まらなかったのに対し、ダリ展に…

「チェロを残忍に攻撃するベッドと二つのベッドサイドテーブル」

ダリ回顧展一番面白いと思った作品でした。 余りにも「そのまんま」なタイトルであり、絵も何の隠し事も無く 「ベッドがチェロを破壊している」 という余りにも余りな表現。見れば見るほど別世界にトリップするような不思議な感じを抱きます。 ダリに限らず…