私的経済理解(ある経済素人はこう見ている編)

  • 公共資産と公共投資、そして公共団体の負債について

公共投資は「埋没費用」ならぬ「埋没資産」として扱うべきではないか。
国の負債が何百兆円あろうとそれ以上に資産があるから大丈夫だよという説があるが、公共投資を現金化することは不可能なのだから負債を資産で棒引きすることは不可能ではないかということ。
前者は放置すると積み上がる一方だが後者は継続して投資を続けないと価値を失う(老朽化、損耗する為)。前者はプロスペクティブに評価可能だが、後者はレトロスペクティブに評価するしかない。


都市に投下した100のコストは10,000のストックとして利用されることもありうるが、地方に投下した100のコストは住人がいなくなれば0のストックになる。
投下コストとストックの間には人口密度という因子がある。