半ドンの経済

半ドン」って言っても週休二日が普及した現代じゃ分からないかな。
週休二日が普及する前は土曜日は午前のみ仕事で、語源を探ると、オランダ語の休日を意味するzondagが訛ってドンタクになり、半分のドンタクだから半ドンになったとか、明治時代、正午に撃つ空砲(午砲、「ドン」と呼ばれた)以降の半日が休みだから半ドンだとかあるんだけど、今から20年かそれ以上前になるか、まだ俺は子供だったけど、土曜は午後がお休みだった。


で、本題なんだけど、半ドンって午前中は仕事だから、皆、外に出てるんだよね。
これって結構経済的に良い影響を与えるんじゃないだろうか。
仕事は午前中だけだから外で飯を食って帰ることになるだろうし、ついでに買い物をして帰るとか映画を見て帰るって行動に繋げられると思うんだよ。
人間って外の明るさで行動が変わるというか、仕事が終わる時間帯が明るいか暗いかで家に帰りたいと思うかどこかに寄るか変わると思うんだよね。


まあ、今は週休二日が定着しているから今更な話ではあるけど、仮に週休3日って提案が現実味を帯びた時、単純に3日にするより金曜は半ドンにした方が経済的に良い影響が出そうだということ。