マスコミは死んで下さい

http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/wordpress0/index.php?p=436

「特に、今度我々が考えている2030年ということになりますと、2030年に例えばまあ20歳になる人を考えると、今いくつ、もう7、8歳になってなくてはいけないんですよ。もう生まれちゃってるんですよ。(20)30年のときに20歳で頑張っている人とか、やってくれる人はですね。

そういうようなことで、後は、産む機械って言ってはなんだけども、装置の数がもう決っちゃったということになると、機械って言っちゃ何だけど、機械って言ってごめんなさいね。その産む役目の人が1人あたまで頑張ってもらうしかないんですよ。みなさん、もうね、役人の人からいわれるんですが、2030年には大臣、勝負は決っているんです。こう言われちゃうんです」

「で、今どれくらい1人あたまで産んでくれるかというと、それが合計特殊出生率というこむずかしい名前で呼ばれる事実なんですね。今は日本は1.26、去年は1.29だったんです」

問題の発言の全文はこれね。
…いったい何が問題なの?
柳沢大臣は別に女性の人格に言及などしていない。
冷徹に少子化問題を見据える人は皆分かっているのですが、もう既に20年30年先の未来の人口分布図は大体書けてしまう。
それこそ疫病や大戦争で何百万人も死ぬような事態が起きない限り未来へのレールは半分敷けてしまっているのです。
今若い男女が一念発起して子供を産んでも、その子供が生産に参加できるようになるのは20年後。
だからといって問題が死病になるまで座しているわけにはいかないということなのです。