やはりどうにもかみ合いません

>携帯電話の操作はうろ覚えでも良いということです。間違えても本人以外困りませんしゆっくり調べる時間もあります。

ですから、最初のあなたの例示がおかしかったということです。

あなたはハイテクは操作を簡単にすると言った。
私はどんなに簡単にしても黒電話の簡単さには到達しないし、機能が増えた分やることが増えていると言った。
更に兵器は、それを活用した戦術を訓練したり、整備方法や機能が故障した際の対処法を身に着ける必要もあります。
例えば、太平洋戦争時の歩兵に現代のIT歩兵装備を与えて直に活用できるようになると思いますか?

で、そのリスクがあるのだから携帯電話を絶対に落とさないように訓練する時間が必要とおっしゃりたいのですか?
はっきり言って、何を言いたいのかさっぱりわかりません。

リカバーの準備をしておかなければ、いざ機械が壊れた時どうにもならなくなってしまうということです。
GPSがあれば地図を読めなくても良いかと言えば間違いで、地図を読めた上で更にGPSを活用できるようになる必要があるのです。


ここの発想が、通常人間が使う機械を設計する時と全く逆なんですよ。
搭乗員が2人から1人に減らすのは、ハイテクによるサポートによって、2人で操縦していた当時のおおむね半分またはそれ以下まで、搭乗員への負担が下げられたと判断したから。

ここの戦闘機の下りは、戦闘機の設計思想にもよるので不適切でした。
確かにコンピュータによって航法やレーダーを操作する負担が減ったのでF-4の複座からF-15が単座になったんでしょう。それにF-4とF-15では戦闘機としての世代が違うので同じ条件ならF-15が勝つでしょう。

どうも腑に落ちないのでひとまず消します

>白砂青松さんの主張は、ハイテクを駆使すれば誰だってラリーレーサーになれるんだということです。

そんなことは一言も言ってません。
ハイテクを駆使すれば多くの人がより車を安全に走らせられる可能性がある、逆にハイテク自動車はラリーレーサーでなければ運転できないなんて類の話は嘘だと申しているのです。

>兵器というのはラリーレースとかなり似ています。

全く似ていないと思います。
レースというのは、その1台が勝てば良いのです。
車はドライバーに合わせて調整されるのです。
そしてリタイアしたところで命を失うわけじゃない。

この下りはまるで理解されていないようなので再度書きます。
ラリーではナビが読図しドライブ計画を立て、ドライバーがナビの指示の元、車を走らせるのです。
地図を読み間違え失格とか、崖から落下して死亡、砂漠で立ち往生ということはざらにあるのです(パリ・ダカではテロリストや盗賊の襲撃の危険すらある)。
ラリーコンピューターはナビの負担を軽減したわけですが、全車両がコンピューターを導入してしまえばコンピューター導入によるアドバンテージはなくなりますし、技術の劣るドライバーでも勝ちやすくなるわけではありませんね。
そしてパンクやクラッシュはつき物。道なき道を爆走するんですから故障を修理しつつ走るんです。
簡単に扱うためにハイテク化するのではないのかというのも確かに一面の真理なのですが、要求されるレベルが上がってしまえば同じになってしまうのです。

ハイテク兵器を装備すれば確かに一時的に敵に対して有利に戦えます。ですが敵もいつまでもやられっぱなしではいません。同じようにハイテク兵器で武装するようになる。
例えば、素手で殴り合っていた時に片方がナイフを持ち出せば圧倒的に有利に戦えますが、両者がナイフを使えば素手の時以上に致命傷の危険があるようなものです。
こうなると、致命傷を負わないように対処する技術が問われるようになるわけです。