昔の人の知恵も馬鹿にはできない

昨日はキズパワーパッドだったので、今日は普通の救急絆創膏(大判)を使って靴擦れを手当てしてみることにした。


痛い。歩けない程じゃないが、靴と絆創膏が傷口をゴシゴシこする感じでどうにもならぬ。
摩擦を避けるためにワセリンを軟膏代わりにタップリ塗りつけたが全然効果が無い。
仕事から帰ってはがしてみれば、昨日は無かったはずの出血が。
水疱によって表皮が剥がれてしまい、血管の通っている層が剥き出しになった為だろうか。
おそらくキズパワーパッドは、ハイドロコロイド素材が汗などの水分を吸収し皮膚にピタリと張り付く、つまり第二の皮膚として傷口を防護するのだろう。


こうして靴擦れを考えているうちに、ふとあることに思い当たった。
昔は「火傷には味噌を塗ると良い」という民間療法があったということを。
また、ヨーロッパでは戦場で傷を負った時煮えた油で傷口を焼くという治療があったが、負傷者が続出して治療の手が回らなくなった時、卵と小麦粉(とオリーブ油?だったかな)をあわせて練ったものを傷口に塗るという治療を考えた医師がいて、傷口を焼くよりも治療結果が良かったという話もあったはずだ。
これはつまり閉鎖療法ではないのだろうか。