畑仕事さえしていられれば幸せなのだが

ゴールデンウィークもいよいよ最終日に入ることになった。
小生、四方八方からの嫁はまだか攻撃に恥を忍びつつも都会の疲れを癒すべく北陸某県の故郷*1に帰ったのだが、正直、何も無くともゆるーく流れる空気はとにかく心地が良かった。
朝起きて、朝食を食べ、風呂や部屋の掃除を片付け、畑、といっても家庭菜園に毛が生えた程度の規模でしかないのだが――、に野良仕事をしに行く、小休止を挟みつつゆるーく仕事をし、昼時になったら飯を食いに家に戻り、ゲゲゲの女房の再放送を見て一休みした後は畑に戻るか家の周りの何か雑務をし、日がいい加減傾いた頃には仕事を片付けて缶ビールを開ける。ちなみに小生がこんなあほあほな一日を味わえるのも父母が年金暮らしに入り畑仕事*2をする以外に特段何もすることがないからである。
何にも無いがそれがいい、そういうらくーな日々を味わいつついよいよ浮世に戻らねばならぬ日になった。
ああ、幸福の日々よ、つくづく、こういう一日を生きていられるなら誰もが幸せでいられるのに、なんて思うのである。

*1:某アニメで舞台となった影の薄い某県である。

*2:業として農業をやっていたらこんなのんきにはやれない、家庭菜園レベルだからである。